現当主の祖父ジオバッタの時代、ラ・マンドラーレはヴァルポリチェッラワインも造っていました。
メニーニの近くの畑「Canta Cicale（イタリア語でセミの鳴き声という意味）」では
いまも赤ワイン用の黒葡萄を栽培しています。
ジオバッタはラ・マンドラーレ唯一の赤ワインであり、
祖父に、先代に敬意をあらわして、彼の名前がつけられています。

美しいルビーレッド色。スパイス、黒胡椒、リコリスの香り。
風味が良く渋みはやわらか。フレンドリーな味わい。
ピザと一緒に気軽に楽しみたい、上質な赤ワインです。

■畑情報
メニーニの近くの畑「Canta Cicale」より。
南東向きで平均樹齢は40年。ヴェローナスタイルの棚仕立て※「ペルゴラ」仕立て。

■醸造法
収穫後良質な房のみ選別。除梗後すぐにタンクに移し発酵へ。
マセレーション（醸し）は8〜18日間、果実の熟度やコンディションによって細かく調整されます。
発酵温度やピジャージュ（攪拌）のタイミングも慎重に。
発酵後は果汁を分け、残った搾りかすは果実味とタンニンをソフトに仕上げるべく軽くプレス。
●アルコール度数12.5％


（日当たりのよい斜面）

飲み頃温度は14〜16℃。やや冷やし気味で。

ピザ、サラミ。トマトソースのお料理。脂っぽいお料理ともよく合います。

■ラ・マンドラーレ（Le Mandolare）
歴史は半世紀、ソアーヴェ・クラッシコ地方に20haの畑を所有する家族経営ワイナリー。グラスに注いだ瞬間よく広がる香りとシャープなミネラル感が印象的なソアーヴェワインの造り手です。ブドウの栽培から収穫まですべての工程に情熱を注ぎ、収穫はすべて手摘みで行います。テロワールの表現に真摯に取り組むこと、彼らが愛するブロニョリーゴの丘のような、自然の美しさと健全さがすべて包み込まれたワインを味わうことができます。
ラ・マンドラーレ公式ホームページ


(ラ・マンドラーレのファミリー）