ファミーユ・ヴァレンヌ・プレーズが大切にしているのは「分かち合い」と「シンプルさ」。
テロワールの良さを生かすために醸造はとてもシンプル、抽出は優しく（特に赤）行われます。

グルナッシュが植えられている区画は標高が高く、砂質石灰岩のモラスからなる土壌の恩恵を受けています。
軽やかで暖か、干ばつに強いこの土壌はワインに洗練さ、エレガンス、繊細さを与えます。
別の畑は「赤土」と呼ばれる砕石の混ざった古代の沖積層からなる土壌で、ワインにボディとぬくもり、芳醇な香りをもたらします。
２つの異なるテロワールのワインをブレンドすることでジゴンダスらしさを引き出しました。

赤い果実の香りとワイルド・カントリー風の豊満でたっぷりとした味わい。
熟成には一部オーク樽も使用。木の香りも加わり複雑性が高まります。



＜ジゴンダス ルージュ キュヴェ･セシルはワイン評価誌等でも高い評価を獲得しています＞
■ ワインアドヴォケイト誌（94点） ※2017年ヴィンテージ
「クローヴと革のヒントから始まり熟したチェリーが追いかけ、余韻が長く続く。」
「ブラックオリーブ、クリーミーで深みのあるブラックフルーツのジャム、松の爽やかさのヒント。
味わいは上品で豊か。ジャコウのような側面も。タンニンはしなやかで層状になっています。
がっしりとした太い芯を持ち、余韻がきれいに持続します。2021年頃より飲み頃です。」
■ デキャンター誌（91点） ※2017年ヴィンテージ
「樹齢65年のブドウを手摘み収穫、ブドウの茎がこのワインを仕立てるのに役立っています。
シナモンをまぶしたブラックチェリーにメントールのタッチが加わり、何度も香りをかぎ続けたくなります。
ミディアムボディで大変フレッシュ。エネルギッシュなミネラルと塩味、細やかなタンニン、穏やかなぬくもり。
2021〜2027年が飲み頃でしょう。」

長期熟成可能であり、丁寧な味わい。深みの中に爽やかさもあり複雑性をお楽しみいただける１本です！

■畑情報
南南西に面した粘土質と白亜質の土壌。
剪定はコルドン・ロワイヤ（短梢剪定）。数本の老木はコブレ（株仕立）。
樹齢は65年、1haあたりの収穫量は35ヘクトリットル。
無農薬栽培に転換中。

■醸造方法
手作業による収穫。果実味を重視するためのソフトな抽出。除梗せず軽く粉砕し、ポンプオーバーを毎日実施。
発酵期間は21〜28日。一部オーク樽で熟成させます。


（ファミーユ・ヴァレンヌ・プレーズ / グラン・ブルジャッソ）

飲み頃温度は15℃前後。
ヴィンテージから5〜6年が飲み頃で10年までは十分に楽しめます。

赤身の肉料理、モダンなジビエ料理。

・ロバート・パーカーJr.氏創刊のワイン評価誌Wine advocate（ワインアドヴォケイト）94点の評価を獲得
・世界90ヶ国以上で発売されているワイン専門誌Decanter（デキャンター）91点の評価を獲得
・アメリカ三大ワイン雑誌のひとつWine Enthusiast（ワイン・エンスージアスト）で93点の評価を獲得
・​Jeb Dunnuck（ジェブ・ダナック）92＋点を獲得

■ファミーユ・ヴァレンヌ・プレーズ（Famille Varenne-Perez）
ともにワイン造りの家系に生まれた妻セシルと夫ジャン＝イヴ、それぞれが受け継いできた２つのドメーヌを手を取り合って経営しています。セシルが受け継いだドメーヌ「グラン・ブルジャッソ（Grand Bourjassot）」はジゴンダスに、ジャン＝イヴが受け継いだドメーヌ「ロブリュー（l'Obrieu）」はヴィザンに。2012年にヴィザンの敷地内にカーヴを建設し、両ドメーヌのワインを醸造しています。
ファミーユ・ヴァレンヌ・プレーズが大切にしているのは「分かち合い」と「シンプルさ」。テロワールの良さを生かすため醸造はシンプル、彼らが好きな、食事を通して楽しめるワインを楽しい時間のために共有しています。


（セシルとセシルの父。グラン・ブルジャッソは父が1993年に設立）
（ブドウを収穫するジャン＝イヴ）