イタリアを代表する白ワインのひとつ、ソアーヴェ（ソアヴェ）は
イタリア北東部、ヴェネト州のソアーヴェ地区の土着ブドウ「ガルガネーガ」で造られます。
そしてクラシッコを名乗れるのは昔ながらのソアーヴェ地区のワインのみ。
さらにソアーヴェワインは30％まではシャルドネなどのブドウをブレンドすることが認められていますが
ラ・マンドラーレはガルガネーガ100％。ヴェネトの地酒の誇りが込められた一本です。

ラ・マンドラーレのソアーヴェは３種類。
ソアーヴェ・スペリオーレ・クラッシコ　モンテ・セッラはこの中で最も遅い時期に収穫したブドウを使用。
ブドウの一部は圧搾前に少し乾燥させることで芳香と糖度を高める。
さらにオーク樽による長期熟成をおこない深い味わいを完成させます。

深みのあるゴールデンイエロー。
百合やアカシアのような白い花の香りが広がり、柑橘、バニラ、マカロン、
アマレットの香りと混ざり合います。
温かみのあるやわらかな味わいと香りも含めた余韻が美しく、見事です。


（ガルガネーガと畑）

■畑情報
ブロニョリーゴの町を囲む丘陵地のひとつ「モンテ・セッラ」、
海抜約200ｍで日照が良い南東向きの斜面の畑のブドウを使用。
ヴェローナスタイルの棚仕立て※「ペルゴラ」仕立て。
間引きして醸造にたえうる良質な果実のみを選別し育てていく。

■醸造法
10月中旬以降、最も遅い時期に完熟ブドウを手作業で収穫。
収穫したブドウの一部は箱に入れて水分を少し飛ばす。
両方のブドウをソフトプレスし、冷却状態の上デカンテーション（沈殿による清澄）。
厳選した酵母を使用し、オーク樽にて低温状態で1年間熟成。
その後ボトリングし少なくとも3ヶ月の熟成を経てリリース。
●アルコール度数13.5％


（一部ブドウは水分を飛ばして使用）

飲み頃温度は10〜12℃。

前菜、野菜料理、スープ、魚や貝、鶏肉や豚肉など白身の肉料理とよく合います。
チーズはやわらかなものをおすすめします。

・世界ソムリエコンクール2010　優勝
・ルカ・ガルディーニ氏が選ぶ『Soave Classico TOP10』に選出

■ラ・マンドラーレ（Le Mandolare）
歴史は半世紀、ソアーヴェ・クラッシコ地方に20haの畑を所有する家族経営ワイナリー。グラスに注いだ瞬間よく広がる香りとシャープなミネラル感が印象的なソアーヴェワインの造り手です。ブドウの栽培から収穫まですべての工程に情熱を注ぎ、収穫はすべて手摘みで行います。テロワールの表現に真摯に取り組むこと、彼らが愛するブロニョリーゴの丘のような、自然の美しさと健全さがすべて包み込まれたワインを味わうことができます。
ラ・マンドラーレ公式ホームページ


(ラ・マンドラーレのファミリー）