Cascina Barisélカッシーナ・バリセル

世界遺産のブドウ畑でテロワールの表現を目指す造り手
北イタリアのピエモンテ州、州都のトリノでは冬季オリンピックが行われたこともあります。西はフランス、北の一部はスイスに隣接する山の麗。山岳部、丘陵、平野部と起伏に富んだ地形で四季のや一日の寒暖差が大きい地域です。
カッシーナ・バリセルのワイナリーは丘陵地帯であるモンフェッラート地方にあります。モンフェッラートは古くからブドウ栽培が盛んで、人々は改良を重ねながらワイン造りを続けてきました。この地に生きる人々が後世に繋げていったようにカッシーナ・バリセルもまた伝統を大切にし、情熱を燃やします。
- 冬は雪に囲まれて厳しい寒さとなります
1985年から始まったワイナリーの歴史
カッシーナ・バリセルがボトルワインを造りワイナリーをスタートさせたのは1985年。現当主は二代目のフランコ・ペネ氏です。さかのぼること20年前、1965年に父親が5haのブドウ畑を購入したことがきっかけ。
彼らの畑はすべて南向きの斜面にあり日照条件は抜群。土壌は石灰質と太陽と大地の恵みを味方に品質の高いブドウを栽培します。
- 写真右がフランコ・ペネ氏。お父さんと兄弟と
- 地下ワイン貯蔵庫。天井や床の模様が美しい
伝統に忠実、テロワールを表現するための努力と情熱
「自然への敬意、先祖の経験、大地の厳しさと美しさ、そして情熱と献身。これらを追及することでしか心躍る本質に到達することはできない」。条件の良いブドウ畑で美味しいブドウができるのは当たり前、すべてを研ぎ澄ませてこの地でしかできないワインを目指します。
名だたるワインコンテストで評価をされ続けてきたカッシーナ・バリセル。ワインに不可欠な「個性」の表現に到達した「ラ・カペレッタ」がイタリアで最も有名なワイン評価誌「ガンベロ・ロッソ2024」で最高賞トレ・ビッキエーリを獲得。今後の活躍も期待できるワイナリーです。
- ラ・カペレッタが念願のトレ・ビッキエーリを獲得
-
Cascina Barisél カッシーナ・バリセル
生産地 / イタリア・ピエモンテ州
主要葡萄品種 / バルベーラ、モスカート
カッシーナ・バリセルの商品一覧はこちら